「冷え」の不調と鍼灸治療
エアコン無しでは体調を崩すどころか、生命の危険すらある今日この頃。
暑い事に加え、不要不急の外出は控えましょう、エアコンを適宜使いましょう、とTVで放送されれば、用事がなければ外出せず快適な室内で1日の大半を過ごしてしまいます。
そんな切っても切り離せない代物・エアコンですが
エアコンの影響で、逆に身体が冷えすぎることはありませんか?
または「何だか身体が重い」
「首・肩がこる」
「頭痛がする」
「食欲が無い」
「お腹が下る」
「不眠気味」
「喉が痛い」
などなど 症状はないでしょうか。
これらの症状は、冷房で「冷え」に対する抵抗力が弱まった結果
自律神経のバランスが崩れ、「冷房病」を起こしているのかもしれません。
自律神経は体温調節や発汗などをコントロールしているので、毛細血管を拡げる⇔縮める機能がうまく働かず必要以上に冷えてしまったり
外との激しい温度差から汗で冷えすぎてしまうなど、「冷え」によって様々な症状が出てきてしまいます。
冷房病はエアコンの使い方、服装、食事、運動や入浴で予防や対策ができます。
・エアコンの温度を外気温−5°にする(暑い場合はそれ以下で)
・涼しい時間帯に歩いてみたり、ぬるめのお湯に10分入浴する
・涼しいな、と感じたら上着を一枚羽織る
・靴下を履き身体を冷やさないようにする
・生姜・ネギ・ニンニク・玉ねぎ・かぼちゃ・チーズなどの「温性食物」を摂って身体を温める。温かい飲み物や香辛料なども効果があります
毎日の生活習慣と深い関わりがあるので、自分の生活を見直すと予防や対策ができます。
また、冷房病の予防・コリや痛みなど不調がなかなか取れないときは鍼灸治療がおすすめです。
鍼灸治療は身体の自然治癒力に働きかけ、自律神経のバランスを整えます。
鍼灸の刺激で血液循環を改善させ、副交感神経の機能を高めることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進して症状を改善します。
鍼は何だか怖いし、お灸は熱そうだな…と思われがちですが
鍼はマッサージでは届かない身体の深いところにアプローチでき
お灸は自分が気持ち良い・心地よいと感じる程度で熱さの調節ができます。
冷房病など、自律神経が乱れたような症状でお困りの方はぜひ一度鍼灸治療をお試しください!