羊を数える前に試してみて 〜シャッフル睡眠法〜
こんばんは、チョコボールはキャラメル味派。きたの院永田です。
夏も終わりに近づき寝苦しいような熱帯夜は少なくなってきましたね。
しかし、熱帯夜関係なしに寝付きが悪い人って結構いるんじゃないでしょうか?
今回はそんな人の為に1つ試してもらいたい睡眠法をご紹介したいと思います。
※余談はいいからさっさと睡眠法について教えろよって方は次の線と線の間は読み飛ばして下さい
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まず眠れないメカニズムから…
多くの場合は自律神経の乱れから来ます。
自律神経にはONのスイッチ(交感神経)とOFFのスイッチ(副交感神経)からなり
、基本的に仕事中や運動してる時などは交感神経が、家でリラックスしてる時やそれこそこれから寝ようなんて時は副交感神経が優位になります。
しかし自律神経のバランスが乱れているといざこれから寝ようって時もスイッチが入りっぱなしの状態になってしまいます。
身体は疲れてるのに脳は冴え渡ってる状態ですね。
遠足前夜の小学生が眠れない状態と一緒です。
一旦脳みそが考えだしちゃうとやれ
“明日の会議は何時からだっけ?”
とか
“あの企画書カバンにいれたっけ?”
とか
“明日の献立どうしようかしら”
とか
“気になるあの娘は今何してんのかな?”
とか
“〜眠れない夜は焦燥♩〜睡眠薬は時期尚早♫〜”
などなど色々な考えが頭の中で錯綜し始めるわけです。
寝なきゃ寝なきゃと焦るほど神経は昂ぶっていきよりドツボにはまります。時計の音がいつも以上に大きく聞こえてきたりもしますよね。
もろに交感神経が優位になっている状態です。脳みそが活発に動いているので眠れるわけがありません。
ちなみに鍼灸には副交感神経を優位にする働きがあります。鍼打って電気流してる時って眠くなりません?鍼灸院のベッドからちらほらイビキが聞こえてくるのはそういうわけもあったりします。
しかし眠れない夜の枕元に鍼灸師を待機させとくわけにも行きませんよね。
そんな時にオススメしたいのがシャッフル睡眠法です
・シャッフル睡眠法とは?
カナダの認知科学者リュック・ボードウィン博士が考案した睡眠法です。
シャッフルはトランプやカードゲームなどやる方はなじみ深い言葉ですよね。
カードを混ぜ合わせる事をシャッフルと言いますがここでいうシャッフルとは脳内の思考のこと。
まず適当に英単語を1つ思い浮かべます。この時パッと思い浮かんだものでいいです。
英語に聡くない人は日本語でも大丈夫です。
ただし、“仕事” “老後” “上司” “クレーム” “姑” “永田” “ノルマ” “納期” “満員電車”
など自分にとってストレスのかかる様なワードは避けた方が無難でしょう。
例えば ”apple” と思い浮かべたとしましょう。
次に apple の a から始まる単語をできるだけ思い浮かべます。
Air ・ Ant ・ August ・ Autumn...
など思いつくだけ浮かべていきます。
でこの時に単語と一緒にその情景も思い浮かべてみましょう。
Airなら夏の空の映像。Antならアリが行列を作ってる様子などテキトーで構いません。
思いつくのが難しくなってきたら次はappleのpから始まる単語をまたできるだけ思い浮かべましょう。
People ・ peanuts ・ pan ・ pumpkin...
、でまた思い付かなくなったら次...という具合に。
appleの場合はpが続くのでその場合は飛ばして次のlで大丈夫です。
日本語でやるなら “ん” や “を” は飛ばしちゃって大丈夫です。
こうやって脈絡のない情景や単語を思い浮かべてるうちに眠くなるってのがシャッフル睡眠法です。
早い人だと最初の一文字目からやってるうちに眠くなるそうですよ。
いやいや、結局あれこれ思い浮かべてるから脳みそ使ってるやんって思いません?
理屈としては人間は論理的に考えてる間は大脳皮質が活発に活動していて脳自体が眠ることに対してSTOPをかけるみたいです。
そして脈絡のない単語(情景)をランダムにシャッフルしてる内に脳の論理立った思考を辞めさせ、眠る事に対してOKを出させるって寸法らしいです。
つまり脈絡のないってのは結構ミソで単語を思い浮かべる時に関連だったワードを連想ゲームのように思い浮かべない様にするのも大事です。
文でみると難しそうですが、試してみると意外と簡単です。
眠れない夜に羊を数える前に試してみるのも一興かもしれませんよ。
つ・け・め・ん
つばさ、つーりんぐ、つんく、ついったー、ついすと、つぼ、つき、つりー
けんたっきー、けーき、けーたりんぐ、けーす、けっこしk...zzz↓↓↓おやすみなさい