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2023.09.25

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薬膳週間

230921 薬膳週間

 

秋分を迎え、太陽が真東から真西に沈むようになります。

朝晩は涼しく、寒暖差を感じる秋らしい気候へと変わってきました。

 

涼しくなり、湿度が下がるにつれて

からだ中が乾燥して便秘や乾燥肌に悩んだり

気候の変化に心が引っ張られ、気がふさいでしまう事も。

漢方では、この湿度の高い夏と秋の変わり目は「大腸」が弱りやすくなります。

 

感情を豊かにするホルモンのほとんどは腸に存在しています。

「セロトニン」というホルモンは腸内環境の良し悪しに大きく左右され、脳と深く関わりを持っています。便秘などで腸内環境が悪化してホルモンが不足すると、脳に影響して心の不調を起こします。

 

なので、腸を活発に動かし、リラックス作用のある食材を選び

乾燥の季節に流行り出す「のど風邪」の予防と整腸食品で心のデトックスしてみましょう

 

おすすめ食材

レモン

レモンには、腸を刺激して動きを活発にしたり、香りにリラックス作用などがあります。

そして、柑橘類の中でダントツのビタミンCやクエン酸が含まれているため、抗酸化作用が強く肝臓の働きも助けてくれるため、デトックス作用が期待できます。

ホットレモンなどで、胃腸を温めながら取り入れましょう。

ストレスで滅入る気持ちをスッキリさせてくれます。

 

ショウガ・クローブ

ショウガやクローブは、胃腸の働きを整えます。どちらも漢方薬に使われており、殺菌作用や健胃作用があり、心を乱す炎症を抑える働きがあります。

 

合わせて食べるとより良いので、「レモンのスパイス漬け」を作っておき、白湯に入れてみましょう。スライスしたレモンとクローブ、ショウガをオリゴ糖に浸して漬けこむ事でエキスが出るため、より整腸作用が期待できます。

 


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