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2022.07.18

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タンパク質だけでなく合わせて摂ろうビタミンB群

トレーニング(北野)

コロナによるリモートワークの増加により、それに伴って自宅でのトレーニングの需要も高まりました。

去年に比べるとダンベルなどの自宅でのトレーニング用品が売れているようです。

その筋トレに必要なサプリの代名詞とも言うべきプロテインも需要も高まり、栄養素である「タンパク質」の注目も高まっているようです。

ただこのタンパク質は分解されてアミノ酸に変わってはじめて筋肉に置き換わるだのですが、タンパク質はその機能だけではありません。

タンパク質には他にも様々な物質に置き換わって身体の機能に関わっています。

どのような機能があるか調べてみました。

 

神経伝達物質(セロトニンに関わっています)

酵素(身体の代謝、情報伝達、消化力に関わっています)

フェリチン(鉄を貯蔵する機能に関わっています)

ヘモグロビン(血液で酸素を運び全身の細胞のエネルギーに関わっています)

アルブミン(薬、ホルモン、脂肪酸などを血液で運ぶのに関わっています)

コラーゲン(皮膚や血管壁、腱、骨を強くします)

ケラチン(髪を太くし増やす、爪を強くする)

筋肉(基礎代謝の向上、血糖値の安定、筋力の向上)

 

ざっと調べただけでも8つの機能に関わっています。

で、ここからが本題なのですがこのタンパク質は上記の機能のために分解されるのですが、分解されてそれでおしまいというわけではなく、身体は「分解したアミノ酸などの物質を再度新しくタンパク質に作り直す」という新陳代謝機能をもっているという事です。

身体の内側を常に新鮮な?できたてホヤホヤの健康状態をキープするよう代謝機能が備わっているという事ですね。

この「タンパク質を分解する、タンパク質をつくる」という循環に必要な栄養素がタイトルにも記載した「ビタミンB群」なのです。

なので、タンパク質を摂るときは併せて「ビタミンB群」も摂るようにしましょう。

摂取の注意としては、ビタミンB群は水溶性ビタミンのため一度にたくさんとっても尿中に排出されてしまうので、毎食コンスタントに取ることを心がけていきましょう。


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