TOPICS

お知らせ・症状別ブログ

NEW

2025.09.05

健康・治療ブログ

足のつり・こむら返りについて

こんにちは
まちだ駅前鍼灸院整骨院の高田です‼

今回は最近多くの人に起こっている足のつり・こむら返りについて書いていきます!




まず、足がつる・こむら返りとは、ふくらはぎや足の筋肉が突然強く収縮し、痛みを伴う状態です。

足がつる・こむら返りの直接的な原因は、神経から筋肉への収縮の指示がうまく伝わらず、過度に筋繊維が収縮し痙攣してしまうことにあります。
この現象は、体のイオンバランスが崩れて筋肉からの神経信号がうまく出なくなることによって引き起こされます。
特にカルシウムマグネシウムの不足が大きな影響を与えると考えられています。

足のつりの原因

イオンバランスが崩れる原因は様々ですが、主に以下の要因が挙げられます。

筋疲労

筋肉が疲労すると、柔軟な伸び縮みができなくなり、血行が悪化してイオンバランスが崩れることがあります。筋疲労が起こるシーンでは、たとえばスポーツ中の発汗により、水分やミネラルが汗とともに排出されてしまうことが多いです。

冷えやデスクワークによる血行不良

血行が悪くなると、栄養素やイオンが筋肉に十分に行き渡らなくなります。寒い環境では血管が収縮して血行不良が生じやすく、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を保つことも血行不良を引き起こします。



睡眠時 足のつり

寝ているときに足がつる(こむら返り)原因とは

寝ているときに足のつり(こむら返り)が発生し、目が覚めてしまったという方も多いのではないでしょうか。
足のつり(こむら返り)は寝ている時によく起こり、その理由はいくつかあります。


<長時間同じ姿勢を保つことによる血行不良>

寝ているときは体が長時間同じ姿勢を保つことが多く、これにより血行が悪くなります。特に足の筋肉は、心臓から遠いため、血液の循環が滞りやすく、結果として筋肉が酸素や栄養を十分に受け取れなくなることがあります。この血行不良が神経から筋肉への指示がうまく伝わらなくなる要因となります。

<冷えによる血行不良>

寝ているときは体温が低下し、血管が収縮するため、筋肉が冷えやすくなります。冷えた筋肉は収縮し血行も悪くなります。特に、エアコンをつけたまま寝るなどで室温が低い場合、血行不良がさらに悪化することがあります。

<水分不足によるイオンバランスの乱れ>

寝ているときは水分補給できないにもかかわらず、思った以上に多くの水分が失われることも、足がつり(こむら返り)やすくなる一因です。
人は一晩の間に汗や呼吸を通じて、気づかないうちに約500ml以上の水分を失うとも言われています。
これにより、体内の水分が不足し、マグネシウムやカルシウムのバランスが崩れます

このように、寝ている間の状態や環境は、イオンバランスを崩すいくつもの要因が重なっているため、足のつり(こむら返り)を引き起こしやすくなっています。



足のつりはいつ何時でも起こる可能性のあるものです。
日頃からご自分の身体がどうなっているのかを気遣っておきましょう。



一覧へ戻る