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2024.09.15

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花粉症には鍼治療を

こんにちは。きたの鍼灸院整骨院です。

前回は秋の花粉症についてお話しました。

そして、当院では、花粉症の鍼治療を行いっています。

ということで、今回は花粉症の鍼治療のお話をしていきます。


 
当院の花粉症治療

基本的には眉間の中央にある「印堂」
小鼻の脇にある「迎香」
そのちょっと上にある「上迎香(鼻通)」
親指と人差し指の間にある「合谷」
というツボに鍼を刺していきます。

印堂、迎香は鼻水や鼻づまりに効果があり、
合谷は目の症状にも効果があります。

 

花粉症の治療に使う鍼は通常の治療で使う鍼よりも細い鍼を使用するので刺激は少ないです。

 

花粉症のシーズンに入る一か月くらい前から一週間に一度ペースで治療を始めることで
花粉症シーズンに入った時に症状の軽減が期待されます。

 

今年の春の花粉の時には、毎年重度の症状に悩まされていた患者さんから
治療を受けて例年よりかなり薬の量が減って症状も楽というお言葉を頂きました。

花粉の鍼①

◎なぜ鍼灸治療なのか?

 

では、なぜ花粉症に鍼灸治療が効くのか?というと

鍼灸治療は自律神経を整えて、免疫システムを調整するので、アレルギー反応の起こりづらい状態にすることが期待できるからです。

 

というのも、花粉症は免疫の仕組みが上手に働かなかったり、過剰に働きすぎたりして自分を守るどころか、逆に傷つけてしまう、「アレルギー反応」の一つで、花粉が身体の中に入ることによって起こります。

花粉症の代表的な症状であるくしゃみ、鼻水や鼻づまりは身体の免疫システムが過剰に働くことで起こります。花粉に対抗する抗体を作る感作が起き、花粉が身体に入ってきたときに作られた抗体とくっつくことによってヒスタミンなどの物質を放出し、身体にかゆみや炎症などの症状を引き起こすのです。

 

ですので、鍼灸治療をすることで、身体が整い、過剰な反応が起こりにくくなり、花粉症が改善されるのです。

 

また、鍼には消炎作用があり、患部に鍼をすることで、白血球が集まり炎症を抑えるので、

花粉症の代表的な症状である鼻水鼻づまりはスッとラクになったりします。

 

 

 

というわけで、最初に花粉症治療は花粉の始まる1か月前くらいから始めるのが望ましいと言いましたが、始まってからでも全く効果がないわけではありませんので、

毎年秋の花粉症が辛いという方は今からでも気軽に声を掛けてください。

 

もちろん、春が辛いという方も、最近は気温の上昇によって、秋、冬が温かいと狂い咲きで12月頃から症状が出てしまう方もいるので、もう少ししたら開始してもいいかもしれません。お気軽にご相談ください。


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