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2023.05.18

症状別ブログ

ゲーム障害という病について

「ゲーム障害」 という言葉を皆さんはご存知でしょうか?
あまり聞きなれない言葉かもしれません。

 

以前、NHKの番組でも取り上げられたり、

WHOでも新たな疾患として2019年5月に国際疾病分類に加えられた、というのがニュースになったりしたと思います。

 

長時間にわたってオンラインゲーム、スマートフォンのゲームなどに熱中し、

10時間、20時間以上もゲームをし、三度の食事をとらず一食だけで済ませたり、寝なかったり、寝てもすぐ目が覚めてしまったり、

起きていてもゲームの事ばかり考えて集中力が低下したり、、、。

そういった諸々が重なって仕事に支障が出て、

一般的な日常生活が送れなくなる、などの症状がでるようです。

診断としては、
①ゲームをする時間をコントロールができない。
②他の生活上の関心事や日常活動よりゲームを優先する。
③ゲームによって問題が起きているにもかかわらずゲームを続ける。
④学業や仕事、家事などの日常生活に著しい支障がある。

以上の4項目すべてが当てはまり、12ヶ月以上続く場合、
“ゲーム障害” と診断されます。


 

ゲーム障害2

当院のグループ院にも、ゲーム障害の悩みを抱えた方がご来院されたことがあります。

HPを見て鍼治療やマッサージ、姿勢の歪み改善などに興味を持たれ、ご来院されたそうです。

 

長時間、ずーっと同じ姿勢、歪んだ悪い姿勢で画面を見続けているのがよくない点をご説明し、

鍼治療、マッサージなどを行ったところ、身体に対する負担感が軽減したそうです。


その後は、治療と並行して社会復帰に向けて取り組まれていました。



症状が長期化していると一筋縄ではいかない点もあるかと思いますが、

自分たちが少しでもお役に立てているのであれば、うれしい限りです。

 

当院でも、マッサージや姿勢改善、鍼治療など行っております。


ゲーム障害ではない方でも、長時間の同一姿勢、バランスの悪い姿勢、

というのは少なからず思い当たるところがあるのではないでしょうか。

 

パソコン作業やデスクワーク、スマホの画面を凝視したり、などなど。

ゲーム障害の方のみならず、これから梅雨の時期でもありますし、

何か体調面で気になる点などありましたら、お気軽にご相談ください。


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