NEWS

お知らせ

2022.08.22

症状別ブログ

子供のひじの痛み

子供の肘の脱臼で肘内障(ちゅうないしょう)という症状の方がいらっしゃいました。

夏休みも残りわずかとなりました。
今年は帰省した方、お子さんとプールやキャンプに行かれた方もちらほらいらっしゃると思います。
そんな中、小さなお子さんの手を引っ張った事は多いと思います。
その時、子どもが肘のあたりが痛いと泣き出したことはありませんか?
私は駄々をこねて地べたに転がる甥っ子の手をグイっと引っ張って、やってしまったことがあります。
これ、肘の脱臼、肘内障です。

肘内障とは、3~6歳ぐらいの幼児にしばしば生じる状態で、親などが手を引っ張ったあとに、子どもが痛がって手をだらんと下げて動かさないのが特徴です。とくに肘関節周辺の腫脹(はれ)はなく、X線検査で異常所見もみられませんが、原因は橈骨頭を支える輪状靭帯から橈骨頭が半分抜けかかるためといわれています。

子供の肘の痛み 写真

骨折や脱臼の可能性がなく、症状や経過から肘内障が疑われた時は、徒手整復を行います。
同じような原因で再発を繰り返すケースも少なくありませんが、予後は良好で、学童期になるとほとんど発症しなくなります。


この時の患者さんも「肩・腕が上がらない」「痛いと泣きじゃくってる」とおっしゃっていました。
問診・触診し、肘のを曲げたがらない症状があったので柔道整復師が整復し痛みが無くなりました。ご両親も「もう終わったんですか?すご〜い!」と喜んでくれました。
引っ張り方によってはすぐ抜けますが、このようにすぐ入れることもできるので、お気軽にご来院ください。

 



国分寺市・小平市・国立市のお近くで肩こり腰痛・膝痛・交通事故治療や妊娠中の腰痛や産後の骨盤矯正でお悩みなら、こくぶんじ北口鍼灸院・整骨院までご相談下さい。
中央線・西武線「国分寺」駅北口徒歩3分
国分寺市本町3-9-16本田ビル3F


一覧へ戻る