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お知らせ
【姿勢自由研究】子どもと学ぶ!骨と筋肉のヒミツ
正しい姿勢ってなに?
まず、「姿勢」とはカラダを支える基本の形。立っているとき、座っているとき、歩くとき……常に姿勢は関わっています。正しい姿勢とは、背すじが伸びていて、耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線になる状態のことです。
この姿勢が崩れると、肩こりや腰痛の原因になったり、集中力が続かなかったりすることがあります。
骨と筋肉の役割
私たちのカラダは、約200個の骨でできています。その骨同士をつないで支えているのが「関節」、そして骨を動かすのが「筋肉」です。
筋肉はゴムのように伸び縮みし、骨を引っ張って動かします。とくに姿勢を保つための筋肉は「抗重力筋(こうじゅうりょくきん)」と呼ばれ、立っているときや座っているときに無意識に働いています。
姿勢が悪くなるとどうなるの?
姿勢が悪いと、使う筋肉に偏りが生じます。たとえば猫背になると、首の後ろや肩の筋肉ばかりに負担がかかり、硬くなってしまいます。
また、筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、疲れが取れにくくなる、集中力が下がる、という影響も出ます。小中学生でも「なんか肩が重い」「よく頭が痛くなる」といった訴えが増えています。
実験してみよう!姿勢チェック
姿勢の自由研究には、こんな実験もおすすめです。
【用意するもの】
・壁
・紙とペン(記録用)
【方法】
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壁に背中をつけて立つ(かかと、ふくらはぎ、おしり、肩、頭が壁についているか確認)
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そのまま1分間キープしてみる
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疲れた部分をメモする
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普段の姿勢と比較してみる
→このとき、壁につけるのがつらいと感じる部分があれば、そこが普段使えていない筋肉、もしくは硬くなっている筋肉かもしれません。
日常生活でできる簡単ケア
毎日少しずつ姿勢を整えることで、筋肉も正しく使えるようになります。
おすすめは「深呼吸」と「軽いストレッチ」。呼吸でお腹や背中の筋肉を使うことで、自然と体幹が整います。学校の合間や家でくつろいでいるときにもできるケアです。
また、姿勢の崩れは勉強やゲームの姿勢からも起こるため、机とイスの高さ、照明の当たり方にも気を配るとより良いですね。
お子様の姿勢が気になる方へ
当院では、トリガーポイントを活用した筋肉への施術を行っており、お子さまの姿勢バランスや成長期の身体のサポートにも力を入れています。
姿勢の崩れが気になる、肩こりや腰のだるさを感じているお子さまがいましたら、ぜひ一度ご相談ください。姿勢を正すことは、学力や運動能力の向上にもつながります。
お気軽にお問い合わせください。自由研究のヒントにもなりますよ!