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2025.08.19

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【姿勢自由研究】子どもと学ぶ!骨と筋肉のヒミツ

夏休みの自由研究、何にしようか悩んでいる子どもたちへ。今回は「姿勢」と「骨・筋肉の関係」について、楽しく学べる自由研究のテーマをご紹介します。

正しい姿勢ってなに?

まず、「姿勢」とはカラダを支える基本の形。立っているとき、座っているとき、歩くとき……常に姿勢は関わっています。正しい姿勢とは、背すじが伸びていて、耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線になる状態のことです。

この姿勢が崩れると、肩こりや腰痛の原因になったり、集中力が続かなかったりすることがあります。

骨と筋肉の役割

私たちのカラダは、約200個の骨でできています。その骨同士をつないで支えているのが「関節」、そして骨を動かすのが「筋肉」です。
筋肉はゴムのように伸び縮みし、骨を引っ張って動かします。とくに姿勢を保つための筋肉は「抗重力筋(こうじゅうりょくきん)」と呼ばれ、立っているときや座っているときに無意識に働いています。

姿勢が悪くなるとどうなるの?

姿勢が悪いと、使う筋肉に偏りが生じます。たとえば猫背になると、首の後ろや肩の筋肉ばかりに負担がかかり、硬くなってしまいます。

また、筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、疲れが取れにくくなる、集中力が下がる、という影響も出ます。小中学生でも「なんか肩が重い」「よく頭が痛くなる」といった訴えが増えています。

実験してみよう!姿勢チェック

姿勢の自由研究には、こんな実験もおすすめです。

【用意するもの】
・壁
・紙とペン(記録用)

【方法】

  1. 壁に背中をつけて立つ(かかと、ふくらはぎ、おしり、肩、頭が壁についているか確認)

  2. そのまま1分間キープしてみる

  3. 疲れた部分をメモする

  4. 普段の姿勢と比較してみる

→このとき、壁につけるのがつらいと感じる部分があれば、そこが普段使えていない筋肉、もしくは硬くなっている筋肉かもしれません。

日常生活でできる簡単ケア

毎日少しずつ姿勢を整えることで、筋肉も正しく使えるようになります。
おすすめは「深呼吸」と「軽いストレッチ」。呼吸でお腹や背中の筋肉を使うことで、自然と体幹が整います。学校の合間や家でくつろいでいるときにもできるケアです。

また、姿勢の崩れは勉強やゲームの姿勢からも起こるため、机とイスの高さ、照明の当たり方にも気を配るとより良いですね。

お子様の姿勢が気になる方へ

当院では、トリガーポイントを活用した筋肉への施術を行っており、お子さまの姿勢バランスや成長期の身体のサポートにも力を入れています。
姿勢の崩れが気になる、肩こりや腰のだるさを感じているお子さまがいましたら、ぜひ一度ご相談ください。姿勢を正すことは、学力や運動能力の向上にもつながります。

お気軽にお問い合わせください。自由研究のヒントにもなりますよ!


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