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【お盆明けの不調】だるさ・頭痛・胃腸の不調に効く姿勢とは?
実は、お盆明けは多くの方が体調を崩しやすいタイミングです。長期休暇中の生活リズムの乱れや、冷たいものの摂りすぎ、移動による疲労、気温や気圧の変化など、様々な要因が重なることで体に負担がかかります。
今回は、そんなお盆明けに起こりやすい「だるさ・頭痛・胃腸の不調」を軽減するための【姿勢】に注目してお伝えします。
不調の原因は「自律神経の乱れ」かも?
人の体には、自律神経という“自動で体のバランスを調整する神経”があります。暑い夏の間、私たちはエアコンの効いた部屋と屋外の暑さを何度も行き来します。この寒暖差が自律神経に大きなストレスを与え、体調を崩しやすくします。
さらに、休暇中は夜更かしや暴飲暴食、運動不足になりがちです。これも自律神経のバランスを乱し、「なんとなく不調」を引き起こす原因になります。
姿勢が自律神経と深く関係している理由
実は、悪い姿勢は自律神経をさらに乱す原因になります。猫背や前かがみの姿勢は、胸やお腹を圧迫して呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると酸素の取り込みが減り、脳や内臓への血流が悪くなり、頭痛や胃腸の不快感を助長します。
また、姿勢が悪いと背骨の動きも鈍くなり、背骨に沿って走る自律神経が圧迫されやすくなります。その結果、内臓の働きも弱まり、だるさや胃のムカムカなどを引き起こしやすくなります。
おすすめの姿勢と簡単セルフケア
1. 背筋を伸ばして座る「基本の正しい姿勢」
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椅子に深く腰かける
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骨盤を立てて座る(お尻の下にタオルを丸めて敷くと◎)
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顎を引いて目線はまっすぐ前に
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肩の力を抜いてリラックス
正しい姿勢を保つことで横隔膜の動きがよくなり、深い呼吸ができるようになります。深い呼吸は副交感神経(リラックスの神経)を優位にし、自律神経のバランスを整えてくれます。
2. 「胸を開くストレッチ」
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両手を背中側で組んで、胸を開く
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そのままゆっくり深呼吸を3回
胸郭(胸のカゴ)を広げることで呼吸がしやすくなり、酸素がしっかり体に届きます。頭痛やだるさの軽減に効果的です。
3. 「お腹に手を当てて呼吸する」
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仰向けになり、膝を立てる
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お腹に手を当てて、鼻からゆっくり吸い、口からゆっくり吐く
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1日3〜5分行うだけでも効果あり
この呼吸法は自律神経を整えるだけでなく、胃腸の働きもサポートしてくれます。
不調が続くときはプロの手を借りるのも大切です
セルフケアをしてもだるさや頭痛、胃腸の不快感がなかなか取れない…そんな時は体の深部に原因があることも。筋肉のコリやトリガーポイント(痛みの引き金になる硬いポイント)が関与している場合も多くあります。
当院では、トリガーポイント療法を用いて、体の奥にあるコリを的確にとらえ、症状の原因にアプローチしています。施術後は「呼吸が楽になった」「胃がすっきりした」という声を多くいただいています。
お盆明けのつらい不調をそのままにせず、一度しっかりと身体を整えてみませんか?
お気軽にご相談ください
「なんとなく体調がすぐれない」「休んでもスッキリしない」という方は、早めのケアが大切です。お一人おひとりに合わせた施術とアドバイスを行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。