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2025.08.05

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【ゲーム首・スマホ猫背】子どものトリガーポイントって?

最近、「うちの子、肩こりがひどいみたいなんです」といった相談が増えています。小・中学生でも首や肩の不調を訴えるケースが珍しくなくなりました。その背景には、「ゲーム首」や「スマホ猫背」といった現代特有の姿勢の問題が深く関係しています。

ゲーム首・スマホ猫背ってなに?

「ゲーム首」とは、長時間スマートフォンやゲーム機を使っていることで、首が前に突き出し、筋肉に負担がかかっている状態のことをいいます。いわゆる「ストレートネック」になりやすく、成長期の子どもには特に影響が大きいです。

一方、「スマホ猫背」とは、スマートフォンを覗き込むような姿勢を続けることで、背中が丸くなり、頭が前に出てしまう状態を指します。この姿勢は、肩や背中の筋肉を常に緊張させるため、筋肉のコリや張り、さらには頭痛や集中力低下にもつながる可能性があります。

子どもにもできる「トリガーポイント」とは?

「トリガーポイント」とは、筋肉の中にできる“しこり”のようなもので、そこを押すと他の場所に痛みを飛ばす特徴があります。たとえば、肩のトリガーポイントを押すと、頭が痛くなることがあります。

子どもでも、長時間のゲームやスマホの使用によって筋肉が疲れ、トリガーポイントができてしまうことがあります。特に、僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)などに発生しやすく、首や肩の不調の原因になります。

こんなサインは要注意!

・「肩が重い」と頻繁に訴える
・ゲームや勉強中によく姿勢が崩れている
・寝つきが悪い、または朝起きても疲れている
・頭痛や眼精疲労を訴えることが増えた

これらのサインが見られる場合は、筋肉の深層にトリガーポイントができている可能性があります。

トリガーポイント施術で根本からケア

当院では、一般的なマッサージやストレッチでは届かない深層筋へのアプローチとして、「トリガーポイント療法」を専門的に行っています。単に表面の筋肉をほぐすのではなく、痛みの原因となっている深部のコリを見つけ、的確に刺激を与えることで、不調の根本改善を目指します。

特に子どもに対しては、体の成長に配慮しながら優しく、しかし確実にアプローチすることが大切です。症状が軽いうちに対処することで、将来の慢性的な肩こりや頭痛を防ぐことにもつながります。

ご相談はお気軽にどうぞ

もし、お子さまの姿勢や肩こり、頭痛などで気になることがありましたら、一度専門的な評価を受けてみるのをおすすめします。ゲームやスマホは生活の一部となっていますが、その影響を見過ごすと、将来的な健康にも関わってきます。

当院では、お子さまでも安心して受けられるトリガーポイント施術を行っており、姿勢改善のアドバイスや生活習慣のサポートも行っています。初めての方でも丁寧に説明いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。


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