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2025.07.30

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旅行中でもできる!トリガーポイントセルフケア術

旅行は心と体をリフレッシュさせてくれる素晴らしい時間ですが、移動や慣れない環境の中で、体に疲れやコリがたまりやすくなります。特に長時間の移動や歩きすぎ、重い荷物を持ち続けることで、肩こりや腰の張り、ふくらはぎのだるさなどが起きやすくなります。今回は、そんな旅行中でも簡単にできる「トリガーポイント」を活用したセルフケア方法をご紹介します。

トリガーポイントとは?

トリガーポイントとは、筋肉の中にできる“しこり”のようなもので、そこを押すと痛みを感じたり、離れた場所に痛みが飛んだり(関連痛)する特徴があります。肩こりや腰痛、頭痛などの不調は、このトリガーポイントが原因となっていることが少なくありません。

普段から体をケアしていても、旅行中は環境が変わることで筋肉が緊張し、トリガーポイントができやすくなります。そんなとき、自分でケアができる方法を知っておくと非常に便利です。

セルフケア①:テニスボールでお尻のこりをほぐす

長時間の移動でお尻が痛くなることはありませんか?これは、お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)にトリガーポイントができている可能性があります。

やり方

  1. テニスボールを床に置きます。

  2. 片方のお尻をその上にのせて、体重をゆっくりかけます。

  3. 「イタ気持ちいい」と感じるポイントを探し、30秒~1分程度ゆっくり圧をかけていきましょう。
    ※痛すぎると感じた場合は中止してください。

セルフケア②:ふくらはぎのトリガーポイント

たくさん歩いた日や足がだるい日は、ふくらはぎ(腓腹筋やヒラメ筋)にトリガーポイントができている可能性があります。

やり方

  1. 両手でふくらはぎを軽くつかみます。

  2. 少し硬くなっている部分や押すと痛いところを探します。

  3. そのポイントを親指で軽く押しながら、ゆっくり深呼吸します。

  4. 1分ほど行うと、筋肉がゆるんできます。

セルフケア③:肩のコリを指でほぐす

慣れない枕や荷物を持ち歩いたことで肩が重くなることも多いでしょう。僧帽筋や肩甲挙筋にトリガーポイントができやすくなります。

やり方

  1. 反対側の手で肩の筋肉をつかみます。

  2. コリコリとした硬い部分を指で押しながら、首をゆっくり左右に倒したり回したりします。

  3. 30秒~1分程度で血流がよくなり、筋肉がほぐれてきます。

ケアのポイント

・呼吸を止めないこと(深呼吸を意識)
・強く押しすぎない(痛すぎると筋肉が防御反応を起こします)
・1日に何度も行わない(1部位1日2~3回まで)

旅行中こそ、セルフケアが大事

旅行先での不調は、せっかくの楽しい時間を台無しにしてしまいます。ちょっとした違和感や張りを感じたときに、トリガーポイントのセルフケアを取り入れることで、症状が悪化するのを防げます。何より、手軽に道具なしでもできるのが大きな魅力です。

専門的なケアはプロにおまかせください

とはいえ、セルフケアでは限界があるのも事実です。慢性的なコリや痛みがある場合、根本的な改善には専門的な施術が必要です。当院では、トリガーポイントに精通したスタッフが、筋肉や姿勢の状態を丁寧にチェックし、一人ひとりに合った施術をご提供しています。旅行後の疲労回復や、普段のセルフケアでは物足りないという方は、ぜひ一度ご相談ください。


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