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エアコン下でも元気に!冷えを防ぐ体内スイッチの入れ方
今回は、そんな「エアコン冷え」から身を守るための、体のスイッチの入れ方をご紹介します。難しい専門用語は使わずに、誰でもすぐに実践できる方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
そもそも、どうして冷えるの?
私たちの体は、暑いときには汗をかいて体温を下げ、寒いときには筋肉をふるわせて体温を上げようとします。この「体温調節」は、自律神経という神経の働きによって行われています。
しかし、エアコンの風に長時間さらされると、自律神経がうまく働かなくなり、「体温を上げるスイッチ」が入りにくくなってしまいます。これにより、体の末端(手足)やお腹まわりなどが冷えやすくなり、だるさや頭痛、肩こりなど、さまざまな不調につながっていくのです。
体内スイッチをONにする3つの方法
① 朝の白湯で内側から温める
朝起きてすぐ、コップ1杯の白湯(さゆ)をゆっくり飲んでみましょう。内臓がゆっくり温まり、血流も良くなります。寝ている間に下がった体温をやさしく引き上げる「目覚めのスイッチ」としておすすめです。
② 太ももを使って筋肉スイッチを入れる
太ももの筋肉(大腿四頭筋やハムストリングス)は、体の中でも大きな筋肉の一つ。ここを意識的に使うと、体温を生み出すスイッチが入りやすくなります。
たとえば、1日数回、椅子からゆっくり立ち上がるスクワットを5回だけ行うだけでもOKです。無理なく、でもしっかりと熱を生むことができます。
③ 「ツボ押し」で自律神経を整える
ツボは体にあるスイッチのような存在です。冷えや自律神経の乱れに関係するツボを軽く刺激することで、体の内側から調子を整えることができます。
おすすめのツボは「三陰交(さんいんこう)」。内くるぶしの指4本分ほど上にあるツボで、女性の冷え対策でもよく使われます。やさしく押して、少し温かさを感じたらOKです。お風呂上がりや寝る前に取り入れると効果的です。
「冷え」のケアは、実は筋肉のケアでもある
体が冷えると、筋肉も硬くなりやすくなります。特にエアコンの風が直接当たる首や肩、腰回りなどは、知らないうちに筋肉がこわばり、痛みや不調につながってしまうこともあります。
当院では、トリガーポイントという筋肉のしこり(硬結)を見極めて、的確にアプローチする施術を行っています。これは単にほぐすのではなく、「なぜそこが硬くなるのか」「どの筋肉が原因なのか」を分析し、冷えや疲れからくる筋肉の不調に根本から対応する方法です。
夏でも冷えを感じている方、エアコンの効いた職場で一日中座っている方、自律神経の乱れやだるさを感じる方は、ぜひ一度当院のトリガーポイント施術をご体験ください。
あなたの「冷え」、見過ごさないで
冷えは、ただの体調不良ではなく、放っておくと様々な不調の引き金になります。逆に言えば、日常の中で少しずつ「体内スイッチ」を入れていくことで、快適に夏を過ごすことができるのです。
自分の体に耳を傾けること。ちょっとした工夫を続けていくこと。これが、元気な毎日への第一歩です。
冷えでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。当院の専門スタッフが、あなたの体質と症状に合わせた丁寧なケアを提供いたします。