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2025.08.22

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【寝苦しい夜に】“寝姿勢”と枕で変わる疲れの取れ方

夏の夜、蒸し暑さやエアコンの冷気で「寝つきが悪い」「朝起きても体が重い」と感じる方は多いのではないでしょうか。実は、その原因の一つに「寝姿勢」と「枕の使い方」が関係しています。

寝姿勢が悪いと、どうなるの?

人は一晩で20〜30回ほど寝返りを打つといわれています。この動きには、血流を促し、筋肉の緊張をゆるめ、体のバランスを整える役割があります。しかし、寝姿勢が悪かったり、合わない枕を使っていたりすると、この自然な寝返りが妨げられます。

特に横向きやうつ伏せの姿勢で長時間眠ると、首や肩、腰に無理な負担がかかりやすくなります。朝起きたときに「首が痛い」「肩がこっている」と感じる方は、就寝中の姿勢が関係しているかもしれません。

理想の寝姿勢とは?

もっとも負担が少ないとされているのは「仰向けで眠る姿勢」です。背骨が自然なS字カーブを保ったまま、筋肉や関節にかかる負荷が分散されやすくなります。

ただし、仰向けが苦手な方は、横向きでもOK。その際は、膝の間にクッションを挟むことで骨盤のねじれを防ぐ工夫ができます。

枕の高さは“首”で決まる

枕を選ぶときに重要なのは「頭」ではなく「首」のサポートです。高すぎる枕は顎が引けすぎて気道が狭まり、低すぎる枕は首が後ろに反り、筋肉や神経に負担がかかります。

目安として、仰向け時に額とあごが水平になる高さ、横向き時には首から背骨までが一直線になるような高さが理想です。また、柔らかすぎる枕は沈み込みやすく、寝返りを妨げることもあります。

「枕を変えるだけで肩こりが改善した!」という声も

当院にも「朝起きると肩こりがつらい」「熟睡感がない」といったお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。中には、枕の見直しと簡単な姿勢指導だけで劇的に症状が改善された方もいます。

睡眠の質と身体のケア、両方からのアプローチを

正しい寝姿勢や枕の見直しは、あくまで「セルフケア」の一部です。長引く疲労感やコリには、深層の筋肉やトリガーポイントが関係していることも少なくありません。

当院では、トリガーポイント療法を取り入れ、原因にアプローチした施術を行っています。筋肉のしこりや神経の圧迫を緩めることで、睡眠中の姿勢だけでは解決できない不調を根本からケアしていきます。

「最近、寝ても疲れが取れない」と感じている方は、一度、当院の施術を体験してみてください。快眠と回復力の両方をサポートします。


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