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2025.07.14

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夏の腰痛は“骨盤の歪み”と関係あり?姿勢リセット術

夏になると、「なぜか腰が痛い」「動き出しに違和感がある」といった声をよく耳にします。実はこの時期特有の“ある習慣”や“姿勢のクセ”が、骨盤に影響を与え、腰痛を引き起こしている可能性があるのです。

なぜ夏に腰痛が増えるのか?

夏は、冷房による冷え、座りっぱなしの生活、そして屋外との温度差による自律神経の乱れなど、身体にとって意外とストレスが多い季節です。特にエアコンの効いた室内では、筋肉が冷えて硬くなりやすく、血流も悪くなりがちです。

このような状態が続くと、身体を支える筋肉のバランスが崩れ、骨盤の位置がわずかにズレてしまうことがあります。骨盤は体の土台ですので、ここが歪むと上半身や下半身にも影響を及ぼし、結果として腰に負担が集中し、腰痛が起こるのです。

骨盤の歪みと姿勢の関係

骨盤が歪む原因として多いのが、長時間の「座り姿勢」です。特に、以下のような姿勢を続けていると要注意です。

  • 足を組んで座る

  • 片方の肘をつく

  • 背もたれに深くもたれかかる

これらの姿勢は、骨盤の左右バランスを崩し、徐々に歪みを招きます。その結果、腰まわりの筋肉がアンバランスになり、筋肉が緊張したままとなり、痛みの原因になります。

自宅でできる!姿勢リセット術

骨盤の歪みを防ぐには、まず日々の姿勢を見直すことが大切です。以下のリセット術をぜひ習慣にしてみてください。

1. 骨盤リセットストレッチ(1日1回・3分)
① 仰向けに寝て膝を立てる
② 両膝をそろえたまま左右にゆっくり倒す
③ 呼吸を意識しながら10回ずつ繰り返す

この動きは、骨盤まわりの緊張を和らげ、可動性を高める効果が期待できます。

2. 正しい座り方の意識
・骨盤を立てる(坐骨で座る)
・両足の裏を床につける
・背もたれに頼らず軽く前傾姿勢をキープする

ほんの少しの意識で、骨盤への負担は大きく減らせます。

腰痛に悩んだら、専門的なケアも選択肢に

「ストレッチをしても腰の重だるさが取れない」
「日々の姿勢に気を付けているのに痛みが続く」

そんな時は、骨盤まわりの深層筋(インナーマッスル)にアプローチする専門的な施術が効果的です。

当院では、トリガーポイント療法を用いたアプローチにより、痛みの根本原因となる“筋肉のしこり”に直接アプローチします。慢性的な腰痛や再発しやすい腰の不調に対しても、根本からの改善を目指します。

夏だからこそ気を付けたい「骨盤の歪み」と「姿勢」。
この機会に、自分の身体としっかり向き合い、無理のないケアを取り入れてみませんか?
お気軽に当院までご相談ください。あなたの「腰の不安」を一緒に解決しましょう。


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