夏の腰痛は“骨盤の歪み”と関係あり?姿勢リセット術
なぜ夏に腰痛が増えるのか?
夏は、冷房による冷え、座りっぱなしの生活、そして屋外との温度差による自律神経の乱れなど、身体にとって意外とストレスが多い季節です。特にエアコンの効いた室内では、筋肉が冷えて硬くなりやすく、血流も悪くなりがちです。
このような状態が続くと、身体を支える筋肉のバランスが崩れ、骨盤の位置がわずかにズレてしまうことがあります。骨盤は体の土台ですので、ここが歪むと上半身や下半身にも影響を及ぼし、結果として腰に負担が集中し、腰痛が起こるのです。
骨盤の歪みと姿勢の関係
骨盤が歪む原因として多いのが、長時間の「座り姿勢」です。特に、以下のような姿勢を続けていると要注意です。
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足を組んで座る
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片方の肘をつく
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背もたれに深くもたれかかる
これらの姿勢は、骨盤の左右バランスを崩し、徐々に歪みを招きます。その結果、腰まわりの筋肉がアンバランスになり、筋肉が緊張したままとなり、痛みの原因になります。
自宅でできる!姿勢リセット術
骨盤の歪みを防ぐには、まず日々の姿勢を見直すことが大切です。以下のリセット術をぜひ習慣にしてみてください。
1. 骨盤リセットストレッチ(1日1回・3分)
① 仰向けに寝て膝を立てる
② 両膝をそろえたまま左右にゆっくり倒す
③ 呼吸を意識しながら10回ずつ繰り返す
この動きは、骨盤まわりの緊張を和らげ、可動性を高める効果が期待できます。
2. 正しい座り方の意識
・骨盤を立てる(坐骨で座る)
・両足の裏を床につける
・背もたれに頼らず軽く前傾姿勢をキープする
ほんの少しの意識で、骨盤への負担は大きく減らせます。
腰痛に悩んだら、専門的なケアも選択肢に
「ストレッチをしても腰の重だるさが取れない」
「日々の姿勢に気を付けているのに痛みが続く」
そんな時は、骨盤まわりの深層筋(インナーマッスル)にアプローチする専門的な施術が効果的です。
当院では、トリガーポイント療法を用いたアプローチにより、痛みの根本原因となる“筋肉のしこり”に直接アプローチします。慢性的な腰痛や再発しやすい腰の不調に対しても、根本からの改善を目指します。
夏だからこそ気を付けたい「骨盤の歪み」と「姿勢」。
この機会に、自分の身体としっかり向き合い、無理のないケアを取り入れてみませんか?
お気軽に当院までご相談ください。あなたの「腰の不安」を一緒に解決しましょう。