TOPICS

お知らせ・症状別ブログ

NEW

2025.05.21

ブログ

“自律神経の乱れ”に注意!生活リズムを整える朝のルーティンとツボ

ゴールデンウィークが明け、生活が一気に元通りになるこの時期。
「なんだか体がだるい」「寝てもスッキリしない」「朝がつらい」そんな声がよく聞かれます。
これらの不調、実は“自律神経の乱れ”が原因かもしれません。

特に、新社会人や仕事で忙しい方は、環境の変化や気温・湿度の揺らぎに体がついていけず、自律神経が不安定になりやすいタイミングです。
このまま梅雨に入ると、さらに気圧の影響も重なり、不調が長引くケースもあります。

今回は、自律神経を整える朝のルーティンと、当院でもおすすめしている簡単なツボ押しをご紹介します。


【自律神経ってなに?】
自律神経は、体の「自動運転装置」のようなもの。
心臓を動かしたり、体温を保ったり、呼吸や消化をコントロールしてくれています。

この自律神経には「交感神経(こうかんしんけい)」と「副交感神経(ふくこうかんしんけい)」の2つがあり、
活動モードとリラックスモードをバランスよく切り替えることで、健康が保たれています。

しかし、ストレス・不規則な生活・姿勢の悪さなどでこのバランスが崩れると、
頭痛・めまい・肩こり・胃腸の不調・気分の落ち込み…など、さまざまな不調が出てしまいます。


【朝のルーティンで自律神経を整える】
実は「朝の過ごし方」で、その日一日の体調が大きく変わることがわかっています。
以下の3つは、医学的にも自律神経の安定に効果的とされているシンプルな習慣です。

  1. 朝日を浴びる
     →目から光を取り入れることで、体内時計がリセットされ、自律神経のスイッチがONになります。
     (※特に起床後1時間以内が理想)

  2. コップ一杯の水を飲む
     →寝ている間に失われた水分を補い、胃腸を動かして内臓も目覚めさせます。
     冷たすぎない常温水がベストです。

  3. 首・肩・背中をゆっくり伸ばす
     →軽くストレッチすることで血流が良くなり、交感神経がやさしく目覚めてくれます。
     特に「背中を丸める→伸ばす」を意識してみてください。

【おすすめの“ツボ”でスイッチON】
朝や気分が落ちている時に試してほしい、当院おすすめのツボを2つご紹介します。

■合谷(ごうこく)
場所:親指と人差し指の骨が交わるくぼみ
効果:自律神経の調整、頭痛・肩こり・眼精疲労に◎
押し方:親指でじんわり5秒押し、ゆっくり離す(左右各3回ずつ)

■百会(ひゃくえ)
場所:頭のてっぺん(両耳を結んだ線と体の中心線が交わる所)
効果:リラックス、気分の落ち込み・不眠・自律神経の乱れに◎
押し方:中指でゆっくり3〜5秒、痛気持ちいいくらいで優しく

これらのツボは、日々のセルフケアとしても取り入れやすく、特に朝や仕事の合間に行うと効果的です。

【自律神経の乱れ、根本から整えませんか?】
「生活リズムを整えているのに、体調がなかなか戻らない」
そんな方は、筋肉のこわばりや姿勢の崩れが、自律神経の働きを邪魔しているかもしれません。

当院では、筋肉の深部にできた「トリガーポイント」へのアプローチを中心に、
姿勢評価や生活指導を組み合わせ、内側から整う施術を行っています。

特に「背中・首周りの硬さ」と「呼吸の浅さ」は、自律神経を乱す大きな要因。
施術によって深い呼吸ができるようになると、「寝つきが良くなった」「朝が楽になった」と喜ばれることも多いです。

【おわりに】
季節の変わり目は、心も体も揺らぎやすいものです。
特にGW明けから梅雨入り前は、生活リズムが乱れやすく、不調を抱える方が増えてきます。

肩こりやだるさ、寝つきの悪さなど、「ちょっと変だな」と思ったら、体が出しているサインかもしれません。
自分の体の声に耳を傾けて、朝の過ごし方やツボ押し、そして必要に応じたケアで、今から整えていきましょう。

当院では、あなたの体と向き合いながら、根本から整えるお手伝いをしています。
「最近なんとなく調子が悪い…」そんな時も、お気軽にご相談ください。


一覧へ戻る